第22回:レヴァークーゼナー・ジャズターゲ2010〜ギター・スペシャル
2010年 12月 17日
Leverkusener Jazztage 2010 - Masters of Guitar programs-
初日(11月6日) Masters of Acoustic Guitar:
パコ・デルシア(g)/アル・ディメオラ(g)/ジョー・ロビンソン(g,vo)
3日目(11月8日) Masters of Blues Guitar:
ジョニー・ウインター(g,vo)/エリック・サルディナス(g,vo)
4日目(11月9日) Masters of Electric Guitar:
ジョン・スコフィールド(g)/アラン・ホールズワース(g)/スティーヴ・ルカサー(g,vo)
パコ・デルシアとアル・ディメオラの“仲直り共演”
人気ギタリストのオンパレード! アコースティック、エレクトリック、ブルースの3つのギター界で人気と実力を誇るギター・マンたちが個性的なライヴを観せた中で、最も注目され話題になったのは、初日に行われたパコ・デルシアとアル・ディメオラの“仲直り共演”である。この日まで約14年間ひと言も口をきかない絶縁状態にあった2人は、まるでお互いにそのギャップを埋めるように、楽しそうに笑顔を見せながらデュオで1曲プレイした。それは、熱心なファンなら何をやったのかすぐに察しがつくかも知れないが、この2人がジョン・マクラフリン(g)と組んだスーパー・ギター・トリオの名盤アルバム『フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!』(81年)に収録されていた名曲だった。この2人の共演に関する詳しいことは、上記したギター・マンたち(サルディナスをのぞく7人)のライヴの様子と各人の使用機材のことなども含めて、12月14日発売のジャズライフ2011年1月号でレポートしている。ギター好きの方は、ぜひジャズライフ1月号をチェックしていただきたい。
Masters of Acoustic Guitar
さて、ここからはジャズ祭に出演したギタリストを中心に、その出演順に写真で紹介してみたい。
Masters of Blues Guitar
Masters of Electric Guitar
*** つづいてここからギター・プログラム以外のライヴ ***
実力派ドラマー3人が自己のバンドでコンサートを行ったDrum Word
そして、この日のトリは、“元祖ドラムの手数王”ビリー・コブハム
Voices of Africa
6日目は、アフリカ中央部コンゴ民主共和国出身のシンガー、ロクア・カンザが自身の歌とアコースティック・ギターの美しいサウンドで会場を包み込んだあと、西アフリカ・マリ出身の人気シンガー、サリフ・ケイタが登場。
2010年のジャズターゲのメイン会場フォーラム
リンク集:
●ジャズライフ (jazzlife.co.jp)
●レヴァークーゼナー・ジャズターゲ(Leverkusener Jazztage 2010)
●ロックパラスト・ギター・スペシャル (2008年のジャズターゲ/本サイト内の記事)
●ジャズの根源、ディープ・ウエスト・アフリカ~音楽編 (西アフリカ・ブルキナファソ旅行記/本サイト内の記事)
●永遠のブルースマン~ジョニー・ウィンター (2010年5月に行ったジョニー・ウィンターへのインタヴュー/本サイト内の記事)
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by reijimaruyama
| 2010-12-17 14:08
| Jazz Festival