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第7回:本家本元

c0182910_11342073.jpg アフロ・ビートの元祖といわれるフェラ・クティ(1997年没)を父に持つフェミ・クティ。父の没後10年という区切りの年となった昨年も夏のヨーロッパ・ツアーを行ったが、これまでにも父の残した遺産を引き継いで各地でアフロ・ビートの嵐を巻き起こす精力的な活動を続けてきている。






Femi Kuti




2003年7月11日、オランダで行われたフェミ・クティのライヴ


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     激しいライヴで水分補給は重要!  得意の循環呼吸奏法も観せる

c0182910_115379.jpg 地元ナイジェリアのラゴスでは4時間のショーがあたりまえというフェミ・クティ。この日はオランダのノース・シー・ジャズ・フェスティヴァルに出演したが、数多くのアーティストのプログラムが組まれたジャズ祭では各ステージの演奏時間にも限りがある、ということでフェミの持ち時間も普段の半分以下。ところが、そのステージは相変わらずのハイ・テンションで、それを受けた会場も「これが4時間続いたらいったいどうなるのか」と言いたくなるほどの盛り上がりを見せていた。
 フェミは、客席から見て舞台の中央やや右寄りでキーボードを弾き、アルトとテナーとソプラノ・サックス、それにトランペットをとっかえひっかえ演奏しながら、政治色の濃い歌詞を本家本元のアフロ・ビートに乗せて汗まみれで歌い踊る。上半身裸になって筋肉隆々の厚い胸板を見せながらサックスの循環呼吸奏法で会場を盛り上げる場面は圧巻だ。
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 その主役の熱いパフォーマンスを支えるのは総勢14人のバンド、ポジティヴ・フォースである。トランペット、フリューゲル、トロンボーン、テナー&バリトン・サックスという5人のホーン・セクションがブリブリとアンサンブルを吹き鳴らし、コンガとボンゴを中心にセットしたパーカッション2名が強烈なクラーベを叩き出し、ギター、キーボード、ベース、ドラムもひたすらグルーヴ。さらにシンガー兼ダンサーの女性3人がフロントで腰を振りながら歌う、というにぎやかなもの。
 ノース・シーで観たフェミ・クティのライヴ、それは75分間の大熱演による大汗にまみれたハイ・テンションのステージだった。

ポジティヴ・フォースのシンガー兼ダンサーの3姫
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笑顔を振りまきながらカラバスやクラーベ、シェイカーなどを鳴らし歌い踊る
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    褐色の肌に鮮やかなアフロ・カラーのステージ・コスチュームが映える

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by ReijiMaruyama | 2008-04-03 15:38 | Musician / Interview